ブローチの新作づくり

 

旧年中はお世話になりました。喪中のため年賀状も欠礼させていただいて、ひっそりとはじまりました。

作家友達の年賀状は毎年楽しみなので少しさみしいけど、ゆるりと年始をはじめました。

今年も陶芸を続けることができるのも皆様のおかげです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、昨年からの、ブローチの新作つくり。

こちらは原型の製作です。とても目が細かくて粘り気のある粘土を使っています。

瀬戸のノベルティの原型もこの粘土でつくっているとか。とても細部まで表現できます。根気、根気、ひたすら根気。

水を含ませれば修正可能で、永遠に細かいところが触れてしまう!完成に終わりがない感じです。

肩こりと戦いながら、数日間かけて完成しました。

石膏型をとっています・・。

石膏型からひとつづつ作っています。同じのようでおなじでない。

レモンユーカリのリースのブローチです。新しいアメリカの釉薬の新色も手に入れました。新しくつやつやでぴかぴかな釉薬も、アトリエOさんオリジナルで作っていただきました。土も半磁土にしてみたり・・。素材を変えるとテストが必須です。絵の具のように見たままにならないところが陶磁素材の面白いところです。

 

釉薬をかさねていくところ

本焼きができると「おや?」ということになり、2度目3度目の試作作りとなります。まだまだテストはつづきますが、

素敵な釉薬で色が入るのが楽しみです。最初の型作りから約1ヶ月ほどかかっております・・・。

下の段はシロツメクサです。名古屋のどこかではシロツメクサがもう咲いたとか!

シンプルなワンピースの胸元を飾るアイテムになりますように・・・。